ニューヨークには、世界に名立たる有名ミュージアムが数多く点在する。ご存知メトロポリタン・ミュージアムを初め、グッゲンハイム、ホイットニー、アメリカ自然史など、など・・・ミュージアム巡りだけでも、1週間は充分に楽しめる。
そんな中から、お勧めのミュージアムを二つ!
5番街、70丁目の角に建つのはフリック・コレクション。かつて鉄鋼王ヘンリー・クレイ・フリックの私邸だったもので、彼が収集した世界の名画美術品が展示されています。なかでも18世紀の豪華なフランス家具やフリック氏が使用していた書斎のインテリア、6世紀のイタリアの家具など、他のミュージアムでは見られないものが揃っています。
愛娘の部屋などのインテリアや美術品には、当時の暮らしぶりがうかがえ、楽しい想像が湧いてきます。
又中央にはパティオが有り、ベンチに座って憩えば、ちょっとした大富豪気分が味わえます。日本語の解説機器も無料で借りれるのが嬉しいですね。
もう一つは、メトロポリタンの分館とも言うべき、クロイスター・ミュージアム。尼僧院の回廊を移築した作りは、コンパクトだけど重厚で、趣があります。宗教画やタペストリーが有名で、ちょっと迷子になってしまいそうな迷路風な作りを面白がったり・・・
本当に、シスターがそこにいるような感じがして、他のミュージアムとは一線を画しています。でも、薄暗い展示場から一歩中庭へ出ると、さんさんと降り注ぐ日差しが十分に取り込まれるパティオに座ってリラックス。
又、この建物は切り立った崖の上に建てられていて、目の前のハドソンリバーの眺めは雄大ですよ。メトロポリタンかクロイスターで入場料を払うと、その日の内なら両方を追加料金無しで見学できるのも嬉しいですね。
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