もう既に、クリスマスの事は記載したけれども、やはりアメリカの一大イベントであるクリスマスに関しては、何度でもお話したい事やエピソードが浮かんで来る。
今年も明日から12月。アメリカの子供達にとっては胸躍る瞬間が近付いて来る訳だ。何と言っても、サンタさんを信じている子供達の多い事。本当に微笑ましくなってくる。皆さんは、「34丁目の奇跡」と言う映画をご覧になった事がありますか?
古くはジュディー・ガーランドが演じ、その後も何度もリメイクされています。あれをご覧になったら、アメリカのクリスマスが何であるか、よ?くお分かりになる事でしょう。34丁目と言うのは、ニューヨーク34丁目とブロードウエイの角にあるメイシーズと言うデパートの事なんですよ。
25日の朝、子供達はツリーの下に置かれたサンタからの贈り物を開けるのです。朝まで待ちきれない子供は、夜中にこっそりリヴィングを覗き見て、両親に叱られたりするのです。夜中にプレゼントを持って来てくれるサンタさんに、ねぎらいの気持ちをこめて、ホームメイドのクッキーとミルクを置いておくのも忘れないんですよね。
ですから、サンタさんはクッキーを一口かじり、ミルクをちょっと飲んで、今年も君の所へやって来たよとマークを残して置くのです。
プレゼントに一騒ぎした後は、家族揃って教会へと出かけて行きます。そして、家族揃ってクリスマス・ディナーに舌鼓を打つのです。勿論、デザートはありますが、日本のようなクリスマス・デコレーションケーキは、見た事がありません。(笑)きっと、ヴァレンタインデーと同じで、商魂逞しい日本のケーキ屋さんの陰謀に違いないのです。
クリスマスには、おじいちゃん、おばあちゃん、その他の親族と会えるのも楽しみです。核家族で暮らしている彼らにとっては、感謝祭かクリスマスが、親族と顔を合わせる貴重な日となる訳です。たまに親類で旅行に出かけて「ホーム・アローン」の様なアクシデントが起こる事もあるのでしょうか?
みんなの願いは、ホワイト・クリスマス。降りしきる雪の中をそりに乗ったサンタさんが、駆け巡るのです。目を覚ませば一面の銀世界のクリスマスの朝!でも、雪の降らない暖かい地方も有るのですから・・・・だから夢見るのかもしれませんね。
今年のクリスマスは、どうなのかな?
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