クイーンズ

マンハッタンをイースト・リバーで挟んだ東側に、ニューヨーク市5区の中で最大の面積を誇るクイーンズがあります。マンハッタンのベッドタウンとして昔から多くの人達が居住しているのです。

JFKやLGA(国内線発着のラガーディア)空港も、この地区に有ります。1970年までは、フラッシングと言うところに、多くの日本人が住んでいました。又ここには、メッツのホームグラウンドであるシェイ・スタジアムや、USオープンが行われるテニス競技場もあります。処が、段々と韓国人が多く住むようになり、今では中国人と韓国人が殆どで、東のチャイナタウンと言う感じです。

1980年に入ると、日本人はそこからもっとマンハッタンよりのフォーレストヒルズと言う、ユダヤ人が多く暮らす、高級住宅街へと移ってきました。私も一時そこに住んでいましたが、家の隣にあるテニスコートで、18歳のアンドレ・アガシー選手が初優勝を飾った事が思い出されます。

バブル期の日本人駐在員の方々は、そこからお隣のニュージャージー州や、郊外のウエストチェスターなどに移って行かれ、マンハッタン在住は、単身赴任とか若者、単身や夫婦だけの永住の方が多くなりました。

マンハッタン59丁目からクイーンズ・ボロ・ブリッジを渡ると、そこがクイーンズです。この橋は、59丁目の橋と呼ばれ、サイモンとガーファンクルの曲のタイトルにもなっていますよ。

昔、万博が行われた跡地が、フラッシング・メドー・コロナパークになり、この中に植物園などもあり、人々の憩いの場所になっています。

忘れてはいけないのが、アストリアには昔からギリシャ人が多く住む地区があり、魚介類で有名なレストランも点在します。焼き蟹やタコブツのソテーなど絶品ですよ。


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