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トップ → タングルウッド音楽祭について(観光情報) | 更新日 2010/03/15 |
夏の間、ボストン交響楽団はその本拠地をレノックスのタングルウッドに移します。マンハッタンから約3時間の 快適ドライブ。ハドソン河に沿って北上し、マサチューセッツ州に入ってすぐの小さな街がレノックスです。このあ たりはバークシャーと呼ばれ、夏は避暑地として、秋には紅葉の美しさでも知られています。 タングルウッドでのボストン交響楽団のコンサートは、1937年から始まりました。初期の頃は夏の練習場だっ たそうです。その後、ボストン交響楽団の発展につくした音楽監督の1人、セルゲイ・クーセヴィッキの名前を冠 した簡易コンサートホールのクーセヴィッキ・シェッドが出来ると、タングルウッドの名前は世界に広まるようにな り、ボストン交響楽団だけでなく、世界中からたくさんの一流演奏家が集うようになりました。特に小澤征爾氏が 音楽監督を務めた80年代後半から90年代にかけて、世界の一流音楽祭として大きな飛躍をなしとげました。 クーセヴィッキ・シェッドは扇形のシェッド(小屋)で、舞台の後を除いて壁がなく、観客席後方は芝生の広場にな っていて、お弁当やパラソル、椅子などを持ち込んで、気楽にピクニック気分で、一流のクラシック音楽を緑の大 自然の中で楽しむことができ、毎年たくさんの音楽ファンでいっぱいになります。また、夜は空いっぱいの星を 眺めながら一流の音楽を鑑賞する贅沢も楽しみのひとつです。 タングルウッドには伝説となるような演奏が数多くあります。日本人の我々にとって印象的なのは、五嶋みどりさ んのタングルウッド・デビューのハプニングでしょうか。みどりさんがタングルウッドにデビューしたのは1996年、 弱冠14歳の時でした。彼女はまだ大人が使うバイオリンより一回り小さいバイオリンを使っていました。指揮は レオナード・バーンスタイン氏で、曲は彼の新作でした。そのハプニングは演奏中に起きました。みどりさんの使 っていたバイオリンの弦が一本切れてしまったのです。すぐさまコンサートマスターのバイオリンを借りて演奏を 続けたのですが、またそのバイオリンの弦も切れてしまったのです。それでもめげず、もう一度他のバイオリンを 借りて演奏を続けたみどりさん。ついに一度も大きな中断をはさむことなく、しかも普段自分が使っているバイオ リンより大きいものを駆使して演奏を終わらせたのでした。演奏が終了するや否や、ははらどきどき聞いていた 聴衆から割れんばかりの拍手がみどりさんに送られ、指揮者のバーンスタイン氏は何回も彼女を抱きしめました。 鑑賞チケットの手配、御旅行の御相談はお問い合わせフォームより御願いいたします。 |
関連リンク http://www.global-navigator.com/tailormade/index.html |
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